「ベビーチェアって、いつからいつまで使えばいいの?」
赤ちゃんが離乳食を始める頃、こんな疑問を持つママ・パパは多いはず。
この記事では、ベビーチェアの使用開始時期や卒業のタイミング、実際に何歳まで使ったのかなど、先輩ママたちのリアルな体験談と選び方のポイントを徹底解説します!
購入前・卒業前に知っておきたいヒントがきっと見つかりますよ♪
ベビーチェアって何歳まで使うの?先輩ママたちの体験談と選び方のコツ
1. ベビーチェアの使用開始はいつから?
一般的にはいつ頃から使う?
ベビーチェアの使用開始時期は、一般的に生後6ヶ月ごろからが目安です。この時期になると、首がすわり、赤ちゃんが支えなしでもおすわりできるようになる頃だからです。
特に、離乳食を始めるタイミングと重なるため、**「食事をする姿勢が安定する椅子」**として、ベビーチェアが活躍し始めます。
ただし、赤ちゃんの発達には個人差があるため、おすわりが安定するまで無理に使うのはNG。様子を見ながら、短時間から慣らしていくのがポイントです。
首すわり・おすわりのタイミング
生後4〜5ヶ月で首がすわり始め、生後6〜7ヶ月ごろにおすわりが安定してきます。このタイミングが、ベビーチェアデビューの最適時期です。
赤ちゃんの身体をしっかり支えられるよう、背もたれがしっかりしていて、座面が深めのものを選ぶと安心です。
離乳食スタート時に便利な理由
離乳食を始めると、赤ちゃんにも「食事のリズム」が必要になります。その際に、「食べる場所=ベビーチェア」という習慣をつけておくことで、将来的に食事マナーや生活リズムの定着にもつながります。
また、親が食事の準備をしている間に、赤ちゃんをベビーチェアに座らせておけるのも大きなメリット。目が届く範囲で安心して待たせられる場所としても重宝します。
バウンサーとの使い分け
「バウンサー」と「ベビーチェア」は混同しがちですが、役割が違います。
アイテム | 目的 | 使用期間 | 特徴 |
---|---|---|---|
バウンサー | リラックス・寝かしつけ | 生後1〜6ヶ月 | ゆらゆら揺れる構造。眠る・落ち着くのが主目的。 |
ベビーチェア | 食事・座る練習 | 生後6ヶ月〜3歳以上 | 姿勢を保ちながら食事や遊びができる。 |
バウンサーは首がすわる前から使えますが、食事用には不向きです。離乳食が始まったら、しっかり座れるベビーチェアに切り替えるのがおすすめです。
初めて使うときに気をつけたいポイント
初めてベビーチェアを使うときは、赤ちゃんがまだ慣れていないので、短時間からスタートしましょう。いきなり長時間座らせると疲れてしまい、嫌いになってしまうことも…。
また、ベルトの装着は必須です。赤ちゃんが動いても落ちないよう、腰や肩をしっかり支えてくれる構造のものを選びましょう。
滑り止めがあるか、安定感があるかも安全面で重要なポイント。最初は赤ちゃんの表情や反応をよく見ながら、少しずつ使い方に慣れていくことが大切です。
2. 何歳まで使える?種類別の使用目安
ハイチェア・ローチェアの違いと対象年齢
ベビーチェアには大きく分けて「ハイチェア」と「ローチェア」の2種類があります。それぞれの特徴と使用可能な年齢を把握しておくと、家庭のライフスタイルに合った選び方ができます。
タイプ | 特徴 | 使用開始 | 使用目安年齢 | 向いている家庭 |
---|---|---|---|---|
ハイチェア | ダイニングテーブルの高さに合わせられる | 生後6ヶ月頃〜 | ~3〜5歳 | 食卓で一緒に食事をしたい家庭 |
ローチェア | 床に座って使う、座卓向け | 生後6ヶ月頃〜 | ~2〜3歳 | 座卓中心の生活、床に座る家庭 |
ハイチェアの方が長く使える製品が多く、機能も充実していますが、スペースを取るため、部屋が狭い場合や折りたたみが必要な場合はローチェアもおすすめです。
成長に合わせて長く使えるタイプとは
最近では「成長に合わせて形を変えられるベビーチェア」が人気です。座面や足置きの高さを調節できるため、幼児期を過ぎても学習チェアやダイニングチェアとして使えるのが魅力です。
✅ 特徴
-
0歳〜小学生まで使えるモデルあり
-
木製でインテリアになじみやすい
-
長く使う分、コスパも良好
中には「大人も座れる」タイプもあるので、子どもが卒業した後に親や来客用に活用することもできます。長期的な視点で選ぶと満足度が高いですよ。
テーブル付き vs なしの使い勝手の差
ベビーチェアには「テーブル付き」と「テーブルなし(食卓に直接つける)」の2パターンがあります。それぞれにメリット・デメリットがあります。
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
テーブル付き | 食事だけでなくお絵かきや遊びにも使える | テーブルを掃除する手間がかかる、場所をとる |
テーブルなし | 家族と同じ食卓で食事できる、片付けがラク | 手が届きやすく、遊び食べしやすいことも |
使用年齢によってはテーブルが必要なくなる場合もあるので、取り外し可能なタイプが便利です。
多機能チェアはいつまで使える?
最近人気の「3way」「5way」などの多機能ベビーチェアは、成長に合わせて形を変えて使えるのが最大の特徴です。たとえば…
-
新生児期:リクライニングでバウンサー代わり
-
離乳食期:テーブル付きチェア
-
幼児期:キッズチェアや踏み台
このように1台で何役もこなせるため、買い替え不要でコスパがよいと好評です。
使用可能年齢は、商品によって異なりますが、6ヶ月〜5歳ごろまでが多いです。
実際の使用期間アンケートまとめ
では、先輩ママ・パパたちは実際に何歳までベビーチェアを使っていたのでしょうか?
育児系SNSや口コミサイトから調べたアンケート結果をまとめました👇
使用終了年齢 | 割合(目安) | コメント例 |
---|---|---|
〜1歳半 | 約20% | 「歩けるようになってから椅子を嫌がった」 |
〜2歳半 | 約35% | 「自分で椅子に座りたいと言い出した」 |
〜3歳以上 | 約40% | 「イスが気に入っていてまだまだ使ってる」 |
〜5歳以上 | 約5% | 「キッズチェアとして学習机でも使ってる」 |
多くの家庭では2歳〜3歳ごろが卒業のタイミングのようです。ただし、子どもによって性格や成長スピードは違うので、「何歳まで」よりも「子どもがどう使っているか」が大切になります。
3. 卒業のタイミングはどう決めた?
子どもが嫌がるようになったら?
ベビーチェア卒業のサインとして、もっとも多いのが**「座るのを嫌がるようになった」**という変化です。
たとえば…
-
座らせると泣いたり、ぐずったりする
-
食事中に立ち上がろうとする
-
「大人と同じ椅子がいい」と主張する
このような行動が見られる場合は、子どもが自分の成長を感じ始めている証拠かもしれません。
無理に使い続けるのではなく、タイミングを見て次のステップへ移行するのがおすすめです。
自分で椅子に座れるようになったら?
2歳前後になると、子どもは「自分のことは自分でやりたい!」という気持ちが強くなってきます。
そんな時期に、自分で椅子に登って座るようになったら、ベビーチェアの役目はそろそろ終了の合図。
ただし、まだ安定感に不安がある場合は、座面の低いキッズチェアやブースターシート(椅子の上に置く台)などに切り替えると安心です。
「一人でできる!」という自信を育てるチャンスとして、ベビーチェア卒業を前向きなステップにしてあげましょう。
食事中の動きが激しくなってきたら?
3歳近くになると、じっと座っていられない子も増えてきます。
-
食事中に立ち上がる
-
チェアの上で立ったり、身を乗り出したりする
-
テーブルをバンバン叩いたり、よじ登る
このような動きが頻繁になると、ベビーチェアでは危険になる可能性もあります。
そんなときは、安定感のあるキッズ用ダイニングチェアや座面の低い椅子に移行するのが良いでしょう。
大人用の椅子を使いたがる場合でも、すべり止めマットや座布団で高さ調整をすれば安心です。
きょうだいができたら?使い回しは?
第2子以降が生まれた場合、ベビーチェアをきょうだいで使い回すケースも多いです。
この場合、上の子がまだ使っているときは、2台目のチェアを購入するか、上の子を先に卒業させるかを検討する必要があります。
✅ ポイント
-
上の子が3歳以上であれば卒業を検討
-
下の子用にリクライニング付きの多機能タイプを新たに選ぶ
-
使い回しする場合は、しっかり清掃・安全確認を
「この椅子、赤ちゃんに貸してくれる?」と上の子に声をかけて、主体的に卒業を促すのもおすすめです。
卒業の目安と親の判断のコツ
ベビーチェアの卒業は、何歳までと決まっているわけではありません。子どもの性格や体格、生活スタイルによっても変わります。
【卒業の目安チェックリスト】
✅ 子どもがベビーチェアを嫌がるようになった
✅ 自分で椅子に座りたがるようになった
✅ 食事中の動きが多く、チェアが危険に感じる
✅ 成長して足が窮屈そうに見える
✅ 生活スタイルに合わなくなってきた
このうち、2~3項目当てはまるようであれば卒業のタイミングかもしれません。
焦らず、子どもと一緒に次のステップへ進む準備をしていきましょう。
4. みんなはどうしてた?体験談&リアルな声
1歳半で卒業!早め派の理由とは
「うちは歩けるようになった1歳3ヶ月ごろに、ベビーチェアを嫌がるようになって…。
1歳半で卒業しました!」という声もよく聞かれます。
このような“早め卒業派”の理由としては…
-
自分で大人のイスに座りたがった
-
ごはん中にベビーチェアから抜け出すようになった
-
テーブル付きタイプが窮屈になった
というものが多く見られました。
早めに卒業した家庭では、ブースターシート(大人用のイスに固定できる補助イス)に移行したり、座卓+クッションで高さ調整したりと、生活スタイルに合わせて工夫していました。
3歳すぎまで使った!長く使った人の感想
逆に、「3歳半まで使ってました!まだまだ便利で使えたので」という声も多数。
特に、成長に合わせて高さを調節できるタイプのハイチェアや、木製のしっかりした作りのチェアを選んだ家庭では、長く快適に使えたという意見が多いです。
こんな声も:
「足がしっかり着く高さに調整できるから、食事の姿勢もよくて安心でした」
「下の子にも使えるように、見た目がシンプルで丈夫なものを選んで正解でした」
成長しても体格に合えば長く使えるので、椅子の設計次第で使用年齢は大きく変わります。
折りたたみ式で2人目も活躍中!
「上の子に使っていた折りたたみ式のローチェア、今は2人目で大活躍中です!」という体験談もよくあります。
折りたたみ式は…
-
収納に便利
-
軽いので持ち運びやすい
-
実家や旅行先にも持っていける
などの利点があり、特に**「場所をとらない」「2人目育児でも使いやすい」**という点で支持されています。
「使い終わってもしまいやすい」という声もあり、**一人目育児だけでなく長期的な視点でも◎**な選択です。
逆に「使わなかった」家庭の工夫
実は、「ベビーチェアを買わずに育てた」という家庭もあります。
その理由は…
-
食事は座卓スタイルなので、ローテーブル+クッションで代用
-
母親の膝の上で食べさせていた
-
バウンサーを離乳食用にも使っていた
もちろん、安全面や食べこぼしの片付けの面では不便もあるそうですが、
「一時的なものだから」「部屋が狭いから」といった理由で、買わずに工夫したスタイルもあります。
ポイントは、家庭の生活スタイルやスペースに合っているかどうかです。
SNSやママ友のリアルな声まとめ
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでも、「ベビーチェア何歳まで使った?」という投稿が多く見られます。いくつか代表的な声を紹介します。
🗣「2歳すぎまで使ってたけど、動きが激しくなってやめた!」
🗣「成長に合わせて高さ調整できる椅子にして、5歳まで使ったよ」
🗣「3歳で卒業しても、踏み台として再利用してる(笑)」
🗣「無理に卒業させず、子どもが自分から“もういい”って言ったタイミングでやめた」
みんな「我が家のスタイル」に合わせて判断しているのが印象的です。
「何歳まで?」にとらわれすぎず、子どもの様子と生活に合わせて柔軟に対応するのが正解なのかもしれませんね。
5. ベビーチェア選びのポイントとおすすめタイプ
成長に合わせて長く使える椅子の条件
せっかく購入するなら、できるだけ長く使えるベビーチェアを選びたいですよね。
長期間使える椅子の条件は以下の通りです:
✅ 座面や足置きの高さが調整できる
✅ 5点式や3点式の安全ベルト付き
✅ 耐荷重が大きめ(~30kg以上)
✅ 大人用チェアとしても使える設計
特に人気なのが、成長に応じて高さ調整できる木製チェア。
おしゃれでインテリアにもなじみやすく、小学生になっても使えるモデルもあります。
洗いやすさ・安定感・安全ベルトの有無
毎日の食事に使うベビーチェアだからこそ、お手入れのしやすさや安全性も超重要ポイント。
🔸 洗いやすさ
-
テーブルやシート部分が取り外せる
-
凹凸が少なく、さっと拭ける素材
-
食洗機対応のトレイ付きモデルも◎
🔸 安定感
-
底が広くてぐらつきにくい設計
-
ゴム製の滑り止め付きだと安心
🔸 安全ベルト
-
特に6ヶ月〜1歳頃は、3点または5点式ベルト付きが必須
-
ベルトが調整できるタイプなら成長に合わせて使えます
安全性と使いやすさのバランスが取れたモデルを選ぶと、ママ・パパの負担も軽減されます。
家のダイニングに合ったサイズ感
「買ってみたけど、思ったより大きくて邪魔…」という声も多いベビーチェア選び。
購入前には、使う場所の広さ・テーブルの高さ・椅子の幅などを確認しておきましょう。
💡チェックポイント:
-
テーブルの下に収まるか(高さ・脚の形)
-
ダイニングテーブルとの高さが合っているか
-
折りたたみができると収納にも便利
特にマンションやアパート暮らしの場合は、折りたたみ式や省スペース設計のモデルが人気です。
人気ブランド・売れ筋モデル紹介
▼ STOKKE(ストッケ)トリップトラップ
-
新生児から大人まで使える超ロングユース
-
デザイン性が高く、兄弟で使い回しもOK
-
高価だがその分の価値アリ!
▼ カトージ 木製ハイチェア
-
コスパ抜群のナチュラルデザイン
-
座面調整可で3歳頃までしっかり使える
-
折りたたみタイプもあり
▼ リッチェル 2WAYチェア
-
ロー&ハイ両方で使える多機能タイプ
-
テーブル付き、取り外し可能
-
軽くて実家への持ち運びにも便利
▼ イングリッシーナ ファスト
-
テーブルに直接取り付けるタイプ
-
外出先や外食時にも大活躍
-
洗える布カバーでお手入れ簡単
用途や家庭の生活スタイルに合わせて、「何を重視するか」から逆算して選ぶと失敗が少なくなります。
兄弟や次の子にも使えるコスパ重視アイテム
「一人目が使い終わったら二人目にも使いたい!」という声はとても多いです。
そのためには、耐久性が高く、シンプルなデザインで飽きがこない椅子がベスト。
🌱おすすめポイント
-
木製 or 丈夫なプラスチック素材
-
中性的なカラー(ベージュ・ナチュラル・グレー)
-
部品の取り寄せができる or 予備付き
-
長期保証があると安心
一見高めに見える商品でも、長く・何人も使えるとコスパ最強です!
📝 まとめ
ベビーチェアは、「いつから使うか」だけでなく、「どんなものを選ぶか」「いつ卒業するか」がとても大切です。
年齢にこだわりすぎず、お子さんの成長や家庭のライフスタイルに合わせて、無理のない選択をしていきましょう。
-
使用開始は首すわり〜離乳食スタート頃が目安
-
使用期間は平均で2〜3歳ごろまでが多い
-
卒業タイミングは子どもの様子に合わせて柔軟に
-
長く使える椅子はコスパも満足度も◎
日々の食卓が、家族にとって安心で心地よい場所になるように。
ベビーチェア選びと使い方が、赤ちゃんの「はじめての食事時間」をより楽しくするサポートになりますように🍽️